LESSON 02 / 12 · リズムのたね

ドラムで最初のビートを作ろう

キック、スネア、ハイハットの3つから、くり返したくなる1小節を作ります。

目安 45〜60分PC+Chrome作品を育てるレッスン

やってみよう

  1. キック・スネア・ハットを、ひとつずつ鳴らす。
  2. 下のマス目に好きなビートを置く。
  3. openDAWではPlayfieldを追加し、同じリズムをノートで打ち込む。

キックは1・9、スネアは5・13。ハットも足してみよう。

今日のミッション

1小節のビートを作ろう。できたらWAVでも残そう。

次はopenDAWで。 操作手順は下を開こう。

openDAWを開く ↗
openDAWの操作手順・詳しい説明

今日やること

「ドン、タン、ドン、タン」。今日は3種類のドラムを使い、1小節のビートを作ります。できたら4小節に増やし、聴くためのWAVファイルを書き出します。まずは正確に速く操作するより、自分が置いた音と聞こえ方を結びつけてみましょう。

試す

1. ドラムの音を用意しよう

openDAWを開くから、新しい作品を作ります。Add Instrument… のDevice Browserで Playfield を選びます。Playfieldは、いくつもの短い音をパッドに割り当てる楽器です。

ドラムのプリセットが表示される場合は試聴し、キック、スネア、閉じたハイハットのあるものを選びます。空のPlayfieldではまだ音が入っていません。各パッドの右クリックからサンプルを探すか、自分が利用できるドラム音のファイルをパッドへ入れます。パッドの再生アイコン・名前の部分を押して、音を確認しましょう。

音の名前 聞こえ方の目安 今日の役割
キック / Kick ドン、という低い音 ビートの土台
スネア / Snare タン、というはっきりした音 2拍目と4拍目の目印
ハイハット / Closed Hat チッ、という短い音 間をつなぐ細かい動き

Playfieldのパッドは音を選ぶ場所です。時間を16分割したマス目ではありません。 音を鳴らす時刻は、タイムラインのブロックを開いたNote Editorで入力します。パッドに表示された C3 などの音名が、その音を呼び出すノートです。プリセットによって割り当ては違うので、キックのノートを自分の画面で確かめます。

2. 1小節を作ろう

トラックの空白に1小節のブロックを作り、Note Editorを開きます。横方向を16分音符のマスで考え、次の位置へ短いノートを置きます。パッドごとに対応する音の高さへ入力してください。

数える拍 1 2 3 4
キック ドン 休み ドン 休み
スネア 休み タン 休み タン
ハイハット チ・チ チ・チ チ・チ チ・チ

16分割の番号なら、キックは 1・9、スネアは 5・13、ハイハットは 1・3・5・7・9・11・13・15 です。1が小節の頭です。まずキックだけ再生し、次にスネア、最後にハイハットを足すと、どの音が何をしているか聞き取りやすくなります。

3. 4小節にして聴こう

ブロックを右クリックし Duplicate で複製します。隣に並べて合計4小節にしましょう。鳴らす範囲を選び、右クリックの Loop Selection を使うとくり返しを設定できます。切れ目で音が重ならず、同じ調子で戻ってくるかを聴きます。

短い説明

ビート は曲の中でくり返すリズムの土台です。今日は4つの拍をひとまとまりにしています。ノートの位置を変えるとリズムが変わり、音色だけを変えてもリズムの形は残ります。音を増やす前に、3つの音だけで気持ちよくくり返せるか試してみましょう。

ミッション

4小節目の最後にキックをひとつ追加します。変化を入れる前と後を比べ、「次へ進みたくなる感じ」がするか、自分の言葉でひとこと残しましょう。気に入らなければ元に戻しても成功です。

困ったとき

  • 別のドラムが鳴る:ノートの高さとPlayfieldのパッドの音名が一致しているか確認します。
  • ドラムが短く切れる:パッドのGate設定で、ノートを離したら音が止まるようになっていないか見ます。ワンショットのドラムではGate Offが試しやすい設定です。
  • くり返しがずれる:ブロックの始まりと終わりが小節線に合っているか、4小節目の音が範囲からはみ出していないか確認します。

保存・次回

「02 最初のビート」として保存し、.odb も残します。続いてopenDAWメニューの Export > Mixdown… を開き、形式は WAV、範囲は作った4小節にします。ダウンロードしたファイルを端末のプレーヤーで開き、最後まで鳴るか確認しましょう。

WAVは完成した音を聴くため、.odb はノートや楽器を編集し続けるために使います。次回はこのビートの速さを変えます。

公式:Playfield · 公式:保存

困ったとき・画面との対応

本文は2026年10月30日の公式マニュアル・公開ソースに基づきます。実画面での制作操作・発音は確認待ちです。確認範囲を見る

ウィジェットは元のDTM教材から移した独立した練習ツールです。openDAW本体の操作画面とは異なります。Track LabはPC向けです。