LESSON 02 / 12 · リズムのたね
ドラムで最初のビートを作ろう
キック、スネア、ハイハットの3つから、くり返したくなる1小節を作ります。
やってみよう
- キック・スネア・ハットを、ひとつずつ鳴らす。
- 下のマス目に好きなビートを置く。
- openDAWではPlayfieldを追加し、同じリズムをノートで打ち込む。
今日のミッション
1小節のビートを作ろう。できたらWAVでも残そう。
次はopenDAWで。 操作手順は下を開こう。
openDAWを開く ↗openDAWの操作手順・詳しい説明
今日やること
「ドン、タン、ドン、タン」。今日は3種類のドラムを使い、1小節のビートを作ります。できたら4小節に増やし、聴くためのWAVファイルを書き出します。まずは正確に速く操作するより、自分が置いた音と聞こえ方を結びつけてみましょう。
試す
1. ドラムの音を用意しよう
openDAWを開くから、新しい作品を作ります。Add Instrument… のDevice Browserで Playfield を選びます。Playfieldは、いくつもの短い音をパッドに割り当てる楽器です。
ドラムのプリセットが表示される場合は試聴し、キック、スネア、閉じたハイハットのあるものを選びます。空のPlayfieldではまだ音が入っていません。各パッドの右クリックからサンプルを探すか、自分が利用できるドラム音のファイルをパッドへ入れます。パッドの再生アイコン・名前の部分を押して、音を確認しましょう。
| 音の名前 | 聞こえ方の目安 | 今日の役割 |
|---|---|---|
| キック / Kick | ドン、という低い音 | ビートの土台 |
| スネア / Snare | タン、というはっきりした音 | 2拍目と4拍目の目印 |
| ハイハット / Closed Hat | チッ、という短い音 | 間をつなぐ細かい動き |
Playfieldのパッドは音を選ぶ場所です。時間を16分割したマス目ではありません。 音を鳴らす時刻は、タイムラインのブロックを開いたNote Editorで入力します。パッドに表示された C3 などの音名が、その音を呼び出すノートです。プリセットによって割り当ては違うので、キックのノートを自分の画面で確かめます。
2. 1小節を作ろう
トラックの空白に1小節のブロックを作り、Note Editorを開きます。横方向を16分音符のマスで考え、次の位置へ短いノートを置きます。パッドごとに対応する音の高さへ入力してください。
| 数える拍 | 1 | 2 | 3 | 4 |
|---|---|---|---|---|
| キック | ドン | 休み | ドン | 休み |
| スネア | 休み | タン | 休み | タン |
| ハイハット | チ・チ | チ・チ | チ・チ | チ・チ |
16分割の番号なら、キックは 1・9、スネアは 5・13、ハイハットは 1・3・5・7・9・11・13・15 です。1が小節の頭です。まずキックだけ再生し、次にスネア、最後にハイハットを足すと、どの音が何をしているか聞き取りやすくなります。
3. 4小節にして聴こう
ブロックを右クリックし Duplicate で複製します。隣に並べて合計4小節にしましょう。鳴らす範囲を選び、右クリックの Loop Selection を使うとくり返しを設定できます。切れ目で音が重ならず、同じ調子で戻ってくるかを聴きます。
短い説明
ビート は曲の中でくり返すリズムの土台です。今日は4つの拍をひとまとまりにしています。ノートの位置を変えるとリズムが変わり、音色だけを変えてもリズムの形は残ります。音を増やす前に、3つの音だけで気持ちよくくり返せるか試してみましょう。
ミッション
4小節目の最後にキックをひとつ追加します。変化を入れる前と後を比べ、「次へ進みたくなる感じ」がするか、自分の言葉でひとこと残しましょう。気に入らなければ元に戻しても成功です。
困ったとき
- 別のドラムが鳴る:ノートの高さとPlayfieldのパッドの音名が一致しているか確認します。
- ドラムが短く切れる:パッドのGate設定で、ノートを離したら音が止まるようになっていないか見ます。ワンショットのドラムではGate Offが試しやすい設定です。
- くり返しがずれる:ブロックの始まりと終わりが小節線に合っているか、4小節目の音が範囲からはみ出していないか確認します。
保存・次回
「02 最初のビート」として保存し、.odb も残します。続いてopenDAWメニューの Export > Mixdown… を開き、形式は WAV、範囲は作った4小節にします。ダウンロードしたファイルを端末のプレーヤーで開き、最後まで鳴るか確認しましょう。
WAVは完成した音を聴くため、.odb はノートや楽器を編集し続けるために使います。次回はこのビートの速さを変えます。
困ったとき・画面との対応
本文は2026年10月30日の公式マニュアル・公開ソースに基づきます。実画面での制作操作・発音は確認待ちです。確認範囲を見る
ウィジェットは元のDTM教材から移した独立した練習ツールです。openDAW本体の操作画面とは異なります。Track LabはPC向けです。