LESSON 08 / 12 · 曲を支える低音
コード進行とベースで、曲の土台を作ろう
1小節に1つのコードと低いルート音を置き、4小節の流れを作ります。
やってみよう
- コードを4小節に並べる。
- 別のベーストラックに、各コードのいちばん下の音を置く。
- ベースを鳴らす/消すで聴き比べ、openDAWにも移す。
今日のミッション
コードとベースが一緒に進む、4小節を作ろう。
次はopenDAWで。 操作手順は下を開こう。
openDAWを開く ↗openDAWの操作手順・詳しい説明
今日やること
コードを時間に沿って並べると、曲に道筋ができます。今日は4小節のコード進行へ、別のトラックで低いベースを加えます。上のコードと下のベースが、どんなふうに支え合うか聴いてみましょう。
試す
1. コードを4小節並べよう
openDAWを開くから前回の作品を開きます。コードのトラックに、次の組み合わせを1小節ずつ並べます。どのノートも小節の頭から鳴るようにし、最後の音が次の小節へ重なりすぎない長さにします。
| 小節 | コード | 構成音 | ベースのたね |
|---|---|---|---|
| 1 | C | C・E・G | 低いC |
| 2 | Am | A・C・E | 低いA |
| 3 | F | F・A・C | 低いF |
| 4 | G | G・B・D | 低いG |
コードだけをくり返し再生し、4小節目から1小節目へ戻る感じも聴きます。好きな進行があれば、前回作ったC・Dm・Em・Fを使っても構いません。今日はその進行のいちばん下を支える音を探します。
2. ベースを別のトラックへ置こう
Add Instrument… で楽器を追加し、低い音の輪郭がわかるプリセットを選びます。このトラックに、上の表のベース音を1小節ずつ入れます。コードより1〜2オクターブ低い場所から試し、端末のスピーカーで消えてしまうほど低ければ1オクターブ上げましょう。
ベースだけを再生し、C→A→F→Gの流れを耳で追います。そのあとコードを一緒に鳴らします。低音が大きすぎると上の音が埋まるので、ベースの音量をいったん下げ、少しずつ足します。
3. コードの手の形を近づけよう
コードの全部の音を上下へ動かす前に、ひとつだけ1オクターブ移してみます。たとえばAmをA・C・Eで置く代わりに C・E・A にします。音の名前は同じで、いちばん下に来る音が変わります。
| コード | 最初の置き方 | 近い高さへまとめる例 |
|---|---|---|
| C | C・E・G | C・E・G |
| Am | A・C・E | C・E・A |
| F | F・A・C | C・F・A |
| G | G・B・D | B・D・G |
同じ名前の音を別のオクターブへ動かすので、ノートの横位置や長さは変えません。ベースはルートのC・A・F・Gのまま残し、コードの移動がなめらかになったかを聴きます。
短い説明
コード進行 はコードが変わる順番です。ルート はコードの名前のもとになる音。AmならAです。低いルート音を別のトラックで鳴らすと、コードの上側を自由に並べ替えやすくなります。
コードの構成音を、どの高さへどう並べるかを ボイシング と呼びます。転回して最低音が変わっても、ベースがルートを支えていると、響きのつながりを作りやすくなります。難しい名前より、隣のコードへ音が大きく飛ぶか、小さく動くかに耳を向けましょう。
ミッション
4小節のコードとベースを完成させます。最後にドラムも加え、1つずつMuteにして聴きます。「ベースを消すと何が減る?」「コードを消すとどんな感じ?」を比べ、各パートの役割をひとこと書きましょう。
困ったとき
- ベースが聞こえない:音域が低すぎることがあります。端末の音量を上げる前に、ノートを1オクターブ上げて比べます。
- 和音が濁る:低い場所に3音を密集させると聞き分けにくくなります。コードを上へ、ベースを下へ分けてみます。
- 1小節だけ不自然:コードとベースが同じ小節を指しているか確認します。半小節ずれて鳴っていないかも見ましょう。
保存・次回
「08 曲の土台」として保存し、.odb を残します。コード名をC・Am・F・Gのようにメモしておきます。次回はこの土台の上で短く歌い、音程補正のあり/なしを聴き比べます。
困ったとき・画面との対応
本文は2026年10月30日の公式マニュアル・公開ソースに基づきます。実画面での制作操作・発音は確認待ちです。確認範囲を見る
ウィジェットは元のDTM教材から移した独立した練習ツールです。openDAW本体の操作画面とは異なります。Track LabはPC向けです。