LESSON 03 / 12 · 速さとノリ
BPMで、ノリを作ろう
同じビートを60、90、120、180 BPMで聴き、速さが変える気分を見つけます。
やってみよう
- 同じビートを、BPM60で聴く。
- BPM120、180へ変えて聴き比べる。
- 前回のopenDAW作品を開き、好きな速さにする。
今日のミッション
「のんびり」と「急ぐ感じ」のBPMを、それぞれ選ぼう。
次はopenDAWで。 操作手順は下を開こう。
openDAWを開く ↗openDAWの操作手順・詳しい説明
今日やること
音の並びは同じでも、速さを変えるだけで雰囲気は大きく変わります。今日は前回のドラムを使い、ゆったりからせわしない速さまで実験します。「この速さは正解?」より、「自分の体がどう動きたくなる?」を手がかりにしましょう。
試す
1. 前回の作品を開こう
openDAWを開く。前回と同じ端末・ブラウザなら、ダッシュボードのProjectsから「02 最初のビート」を開きます。見つからなければ Open Bundle で、残しておいた .odb を開きます。WAVを開くと完成した音になります。今日はノートを使うので .odb を選びましょう。
再生して、キック、スネア、ハイハットが鳴ることを確かめます。うまく開けたら Save As… で「03 速さの実験」という別の名前にします。前回の作品と聴き比べられるようにしておきます。
2. 「1、2、3、4」を言ってみよう
再生しながら、キックとスネアを合わせて「1、2、3、4」と数えます。今日のビートではキックが1と3、スネアが2と4です。ハイハットは「1と、2と、3と、4と」の細かい場所を埋めています。
この「1回手をたたく長さ」が 拍。4拍がまとまった箱が 小節 です。今日は4/4拍子、1小節に4拍のままで進めます。
3. 速さだけを変えよう
画面上部のテンポの数字を編集し、60 BPM にします。再生して、4小節を2周聴きましょう。次に90、120、180へ変えます。音の位置や音色はそのままにしておくと、速さの違いがはっきりします。
| テンポ | 1拍の長さ | 4拍の小節の長さ | 自分の印象を書こう |
|---|---|---|---|
| 60 BPM | 1秒 | 4秒 | のんびり? 重い? |
| 90 BPM | 約0.67秒 | 約2.67秒 | 歩く感じ? |
| 120 BPM | 0.5秒 | 2秒 | 体が動く? |
| 180 BPM | 約0.33秒 | 約1.33秒 | あわただしい? 軽い? |
途中で止め、足踏みしやすい速さをひとつ選びます。数字を見ずに聴いてみるのもおすすめです。ほかの人と感想が違っても問題ありません。
短い説明
BPM は、1分間に何拍あるかを表す数字です。60 BPMなら1秒に1拍。120 BPMなら1秒に2拍です。数字が2倍になると、同じ小節が半分の時間で進みます。
ただし、速さの数字だけで音楽のジャンルや気分が決まるわけではありません。同じ120 BPMでも、音数を減らすと広く感じたり、ハイハットを細かくすると忙しく感じたりします。今日は一度に変えるものをひとつにし、違いの原因をつかむ練習です。
ミッション
好きな速さを決めたら、同じBPMのままでハイハットを半分に減らしてみます。テンポの数字は動いていないのに、ゆったり聞こえるでしょうか。元のビートと比べ、使いたい方を残します。
余裕があれば、90と180 BPMも聴き比べましょう。180の2拍を90の1拍のように感じることがあります。同じ曲に違うBPMの候補が挙がる理由のひとつです。
困ったとき
- テンポを変えても変化がわからない:ノートのビートを再生しているか確認し、60と180のように大きく離した数字で比べます。
- メトロノームと数え方が合わない:いったん停止して曲の頭から再生します。ハイハットすべてを拍として数えないようにします。
- 前回の作品がない:端末やブラウザのプロファイルを変えると内部保存は見えません。バックアップの
.odbを探します。なければ第2回の表から1小節を作り直せます。
保存・次回
決めたBPMを作品名や手元のメモへ書き、保存します。今日の .odb と、比較用の短いWAVを残せたら十分です。「速さ」「ハイハットの多さ」「気分」を1行で書いておきましょう。次回はこのビートの上にメロディーのたねを作ります。
困ったとき・画面との対応
本文は2026年10月30日の公式マニュアル・公開ソースに基づきます。実画面での制作操作・発音は確認待ちです。確認範囲を見る
ウィジェットは元のDTM教材から移した独立した練習ツールです。openDAW本体の操作画面とは異なります。Track LabはPC向けです。