LESSON 06 / 12 · 音のキャラクター

音色を選んで、世界観を作ろう

同じメロディーを違う音色で鳴らし、ReverbとDelayで距離や余韻を変えます。

目安 45〜60分PC+Chrome作品を育てるレッスン

やってみよう

  1. 前回のopenDAW作品を開く。
  2. 同じフレーズのまま、楽器のプリセットを替える。
  3. ReverbかDelayを少し足し、加工前と聴き比べる。

今日のミッション

好きな音色を1つ選び、「どんな景色に合うか」をひと言にしよう。

次はopenDAWで。 操作手順は下を開こう。

openDAWを開く ↗
openDAWの操作手順・詳しい説明

今日やること

同じフレーズでも、やわらかい音なら夜の曲、鋭い音なら走り出す曲に聞こえるかもしれません。今日は前回のノートを変えず、音色だけを選びます。候補を少なくして、音の違いを自分の言葉でつかみましょう。

試す

1. 3つだけ聴き比べよう

openDAWを開くから前回の作品を開き、別名で保存します。メロディーをくり返し再生し、楽器名の横にあるフォルダーからプリセットを開きます。プリセットは、音の作り方をひとまとめにした設定です。

まずは同じ Vaporisateur の中で3つ選びます。短く切れるもの、やわらかく続くもの、明るく目立つものが比較しやすい候補です。いっぺんにたくさん探さず、1つにつき4小節を2周ほど聴きます。楽器そのものを替える場合は、楽器の見出しを右クリックして Replace… を開きます。

候補 耳で確認すること 書いてみる言葉
A 鳴り始めは速い? ゆっくり? つぶつぶ、ふわっ
B 高い成分は多い? 少ない? 明るい、丸い
C 鍵盤を離したあとも続く? すぐ止まる、余韻が長い

比べるときは音量をそろえます。大きいだけで目立つことがあるので、少し音量を下げてもう一度選んでみましょう。ドラムも一緒に鳴らし、メロディーが聞き取れるか確認します。

2. Reverbで空間を作ろう

楽器のあとにあるエフェクト追加用の + から、Audio Effectの Free Reverb を選びます。まず元の音を残し、効果の音量 Wet を小さくして再生します。そのあと少しずつ上げ、部屋が広がる感じを確かめます。

Room-Size を小さくした版と大きくした版も比べます。音が重なってフレーズが聞き取りにくくなったら、WetやRoom-Sizeを戻します。たくさんかけるほどよいわけではありません。

3. Delayで返事を作ろう

次は Delay を試します。いったんReverbの効果を切り、Delayだけで聴きましょう。元の音のあとに同じような音が返ってきます。効果の音量とくり返し量を控えめにして、ノートを置いていない場所に返事が聞こえるか確かめます。

Delayのくり返しが増えすぎたら、再生を止めて効果量を下げます。操作中に急に大きくなった音は、端末の音量を上げて解決しようとせず、設定を戻しましょう。

短い説明

音色 は音のキャラクター、エフェクト は鳴った音を加工する道具です。Reverbは部屋の残響、Delayは少し遅れた音のくり返し。どちらも時間に関わりますが、耳に残る形が違います。

プリセットを選ぶときにノート入りのRackが見つかる場合もあります。タイムラインを置き換える確認が出たら、今日は自分のメロディーを残す方を選びます。音色選びと作曲をひとつずつ進めましょう。

ミッション

「朝の散歩」「夜の部屋」「小さなゲーム」からひとつテーマを決めます。音色を1つ、エフェクトを1つだけ使い、4小節でその雰囲気を作ってみます。最後に効果なし/ありを聴き比べ、テーマへ近づいた理由を1行書きましょう。

困ったとき

  • 音がぼやける:ReverbのWetを下げます。短いノートが聞こえる量まで戻してみましょう。
  • ノートの形と聞こえ方が違う:立ち上がりの遅い音は、短いノートでは十分に鳴らないことがあります。まず持続する1音で音色を確かめます。
  • 前の設定に戻れない:変更をひとつずつ行い、その都度聴きます。迷ったらUndoで戻し、保存した版から選び直せます。

保存・次回

音色名、エフェクト名、選んだ理由をメモし、「06 音色と世界観」として保存します。.odb を残したら次へ。次回は3つの高さを同時に鳴らす「コード」に進みます。

公式:プリセット · 公式:Free Reverb · 公式:Delay

困ったとき・画面との対応

本文は2026年10月30日の公式マニュアル・公開ソースに基づきます。実画面での制作操作・発音は確認待ちです。確認範囲を見る

ウィジェットは元のDTM教材から移した独立した練習ツールです。openDAW本体の操作画面とは異なります。Track LabはPC向けです。