LESSON 06 / 12 · 音のキャラクター
音色を選んで、世界観を作ろう
同じメロディーを違う音色で鳴らし、ReverbとDelayで距離や余韻を変えます。
やってみよう
- 前回のopenDAW作品を開く。
- 同じフレーズのまま、楽器のプリセットを替える。
- ReverbかDelayを少し足し、加工前と聴き比べる。
今日のミッション
好きな音色を1つ選び、「どんな景色に合うか」をひと言にしよう。
次はopenDAWで。 操作手順は下を開こう。
openDAWを開く ↗openDAWの操作手順・詳しい説明
今日やること
同じフレーズでも、やわらかい音なら夜の曲、鋭い音なら走り出す曲に聞こえるかもしれません。今日は前回のノートを変えず、音色だけを選びます。候補を少なくして、音の違いを自分の言葉でつかみましょう。
試す
1. 3つだけ聴き比べよう
openDAWを開くから前回の作品を開き、別名で保存します。メロディーをくり返し再生し、楽器名の横にあるフォルダーからプリセットを開きます。プリセットは、音の作り方をひとまとめにした設定です。
まずは同じ Vaporisateur の中で3つ選びます。短く切れるもの、やわらかく続くもの、明るく目立つものが比較しやすい候補です。いっぺんにたくさん探さず、1つにつき4小節を2周ほど聴きます。楽器そのものを替える場合は、楽器の見出しを右クリックして Replace… を開きます。
| 候補 | 耳で確認すること | 書いてみる言葉 |
|---|---|---|
| A | 鳴り始めは速い? ゆっくり? | つぶつぶ、ふわっ |
| B | 高い成分は多い? 少ない? | 明るい、丸い |
| C | 鍵盤を離したあとも続く? | すぐ止まる、余韻が長い |
比べるときは音量をそろえます。大きいだけで目立つことがあるので、少し音量を下げてもう一度選んでみましょう。ドラムも一緒に鳴らし、メロディーが聞き取れるか確認します。
2. Reverbで空間を作ろう
楽器のあとにあるエフェクト追加用の + から、Audio Effectの Free Reverb を選びます。まず元の音を残し、効果の音量 Wet を小さくして再生します。そのあと少しずつ上げ、部屋が広がる感じを確かめます。
Room-Size を小さくした版と大きくした版も比べます。音が重なってフレーズが聞き取りにくくなったら、WetやRoom-Sizeを戻します。たくさんかけるほどよいわけではありません。
3. Delayで返事を作ろう
次は Delay を試します。いったんReverbの効果を切り、Delayだけで聴きましょう。元の音のあとに同じような音が返ってきます。効果の音量とくり返し量を控えめにして、ノートを置いていない場所に返事が聞こえるか確かめます。
Delayのくり返しが増えすぎたら、再生を止めて効果量を下げます。操作中に急に大きくなった音は、端末の音量を上げて解決しようとせず、設定を戻しましょう。
短い説明
音色 は音のキャラクター、エフェクト は鳴った音を加工する道具です。Reverbは部屋の残響、Delayは少し遅れた音のくり返し。どちらも時間に関わりますが、耳に残る形が違います。
プリセットを選ぶときにノート入りのRackが見つかる場合もあります。タイムラインを置き換える確認が出たら、今日は自分のメロディーを残す方を選びます。音色選びと作曲をひとつずつ進めましょう。
ミッション
「朝の散歩」「夜の部屋」「小さなゲーム」からひとつテーマを決めます。音色を1つ、エフェクトを1つだけ使い、4小節でその雰囲気を作ってみます。最後に効果なし/ありを聴き比べ、テーマへ近づいた理由を1行書きましょう。
困ったとき
- 音がぼやける:ReverbのWetを下げます。短いノートが聞こえる量まで戻してみましょう。
- ノートの形と聞こえ方が違う:立ち上がりの遅い音は、短いノートでは十分に鳴らないことがあります。まず持続する1音で音色を確かめます。
- 前の設定に戻れない:変更をひとつずつ行い、その都度聴きます。迷ったらUndoで戻し、保存した版から選び直せます。
保存・次回
音色名、エフェクト名、選んだ理由をメモし、「06 音色と世界観」として保存します。.odb を残したら次へ。次回は3つの高さを同時に鳴らす「コード」に進みます。
困ったとき・画面との対応
本文は2026年10月30日の公式マニュアル・公開ソースに基づきます。実画面での制作操作・発音は確認待ちです。確認範囲を見る
ウィジェットは元のDTM教材から移した独立した練習ツールです。openDAW本体の操作画面とは異なります。Track LabはPC向けです。