LESSON 10 / 12 · 同じ音を違う順番で

アルペジオで、伴奏に動きをつけよう

同時に鳴るコードを1音ずつへ。上がる、下がる、行き来する形を手で作ります。

目安 45〜60分PC+Chrome作品を育てるレッスン

やってみよう

  1. ド・ミ・ソの同時の音を聴く。
  2. 同じ3音を、ド→ミ→ソ→ミの順に並べる。
  3. ベースやメロディーと合わせ、openDAWでも打ち込む。

同じ3音を順番に。2小節目は、自分で並び方を変えよう。

今日のミッション

和音とアルペジオ、曲に合う方を選ぼう。

次はopenDAWで。 操作手順は下を開こう。

openDAWを開く ↗
openDAWの操作手順・詳しい説明

今日やること

今日はコードの音を変えず、鳴る順番を変えます。まとめて鳴らしていた3つの音をほどくと、流れるような伴奏になります。第7回のページ内SDK実験で和音/アルペジオを聴き比べてから、Studioではノートを手で並べて作りましょう。

試す

1. 元のコードを残そう

openDAWを開くから第8回か第9回の作品を開き、「10 動く伴奏」として別名で保存します。声を録音してある場合は、いったん声のトラックをMuteにします。

元のコードを聞き返せるように、コードのトラックを残してMuteにします。別の楽器のトラックを追加し、同じ4小節のコードを作り直すか、ノートをコピーします。両方を同時に鳴らすと違いがわかりにくいので、どちらか片方ずつ聴きます。

2. Cの3音をほどこう

Note Editorで、C・E・Gを同時に鳴らす代わりに、次の8分音符の順番で入力します。1拍を前半と後半に分けて8つの場所を作ります。ノートの長さは半拍から始めます。

場所 1 1と 2 2と 3 3と 4 4と
上がる C E G 高いC C E G 高いC
下がる 高いC G E C 高いC G E C
行き来 C E G E C E G E
すき間あり C 休み E G C 休み G E

まず1種類だけ完成させ、ループして聴きます。続いて別の並び方へ変え、元の和音との違いを比べます。第7回の実験も、音の組み合わせと順番を分けて考えるヒントになります。

3. 4小節へ広げよう

2小節目のAmではA・C・E、3小節目のFではF・A・C、4小節目のGではG・B・Dを使います。リズムの並び方は同じにして、構成音だけ替えましょう。高い音へ飛びすぎたら、第8回のボイシングのように近いオクターブへまとめます。

ベースをMuteから戻し、アルペジオと合わせます。さらにメロディーを鳴らし、どちらも聞き取れるか確認します。音が多いと感じたら、まずアルペジオを何音か休みにします。

短い説明

アルペジオ は、コードの音を同時ではなく順番に鳴らすことです。曲の土台は同じでも、細かな動きが生まれます。openDAWにはArpeggioという自動で並べるMIDIエフェクトもありますが、今日は手でノートを置き、何が変わるのかをつかみます。

音の数を増やすと、曲全体の密度も上がります。伴奏を細かくした日はメロディーを長く伸ばす、声を聞かせたいところは伴奏を減らす、といった組み合わせも試せます。

ミッション

1〜2小節目は「行き来」、3〜4小節目は「すき間あり」で作ります。4小節目の最後をひとつ休みにして、ループの頭へ戻る感じを聴きましょう。元のコード版と交互に聴き、使いたい伴奏を選びます。

困ったとき

  • アルペジオが和音になる:ノートが同じ開始位置に重なっていないか確認します。横へずらすと鳴る時刻が変わります。
  • 速すぎて忙しい:8分音符を4分音符へ減らすか、半分を休みにします。テンポを変えず音数だけ減らして比べましょう。
  • 音がつながりすぎる:ノートを短くし、Releaseの長い音色やReverbの量も見直します。

保存・次回

コード版とアルペジオ版を聞き返せる状態で保存し、.odb を残します。使った順番を「低・中・高・中」のようにメモします。次回は自分の短い声を切り分け、ドラムのように並べます。

公式:Arpeggio

困ったとき・画面との対応

本文は2026年10月30日の公式マニュアル・公開ソースに基づきます。実画面での制作操作・発音は確認待ちです。確認範囲を見る

ウィジェットは元のDTM教材から移した独立した練習ツールです。openDAW本体の操作画面とは異なります。Track LabはPC向けです。